現代はストレス社会と言われており、その影響はお肌にも及ぼしています。

乱れた食生活、忙しさなどによる精神的なストレスなど様々な原因でお肌が敏感になっている方が増えています。

敏感なお肌はちょっとした刺激にも反応し、化粧品でぴりぴりしたり、赤くなったり、衣服がすれてかゆくなったりといろいろな症状を引き起こします。

そんな敏感肌の女性が増え、自然派化粧品の需要が高まっています。

合成界面活性剤とは水と油を混ざりやすくするものです。

ほとんどの化粧品にこの合成界面活性剤が含まれています。

合成界面活性剤が多く含まれていると肌なじみが良いように感じます。

しかし、肌なじみが良く感じるのは合成界面活性剤が細胞間脂質を溶かしながら皮膚の奥へ浸透しているからです。

肌を傷つけているのでしみ、そばかす、シワの原因になります。

自然派化粧品は、その合成界面活性剤が含まれていないので安心して使用することができます。

過剰なスキンケアは、お肌の自然なターンオーバーやホルモンの調整を乱してしまいます。

その結果、肌のトラブルが起きやすくなり、慢性化します。

こうしたお肌の悪循環から脱出するのに自然派化粧品は効果的なのです。

即効性はないけれども自然の力で確実に私達のお肌を本来の健やかな状態に戻すことが期待できます。

化粧品の保存料として使われているパラベンは、アレルギーを引き起こしてしまう添加物だと言われ、いつの頃からか悪者のように扱われ、パラベンフリーを謳った化粧品も多くなりました。

しかし、パラベンは米国及び欧州の化粧品成分の評価機関でも、安全性上問題がないことが確認されています。パラベンフリー化粧品のように保存料をパラベン以外の成分で置き換えることも可能ですが、逆に保存力を補うために大量の添加物を加えないと同等の効果を得ることができません。

風評とは逆にパラベンは余計な添加物の使用量を極力抑え、アレルギーの要因を減らすことで自然派化粧品の良さを更に引き出すことができる優れた保存料と言えるでしょう。

自然派化粧品のほとんどは、ハーブなど自然の植物を配合していることが多いので天然の柔らかい香りがあります。

人口の香りが苦手だという方はたくさんいらっしゃると思いますが、この天然の柔らかい香りに癒されると思います。