乳児湿疹は、多くの赤ちゃんが経験する症状です。
赤ちゃんが体から毒素を出しているときに起こる症状なので、症状がでないように完全に防ぐことはできません。
ですが、乳児湿疹は悪化するとアトピー性皮膚炎の原因となる可能性がある為、スキンケアなどをしてしっかり対処してあげることが大切です。
特に真夏や真冬などはエアコンを使用することが多く、乾燥肌になる赤ちゃんが増加しています。
乳児湿疹は、乾燥肌で悪化することがありますので、症状が現れたらきちんとした対処をすることがとても重要といえます。
このページでは、乳児湿疹の症状が現れたときの基本的なケアの方法についてご紹介致します。
【乳児湿疹の基本的なケア】
1.せっけんの泡で優しく洗うこと
赤ちゃんはとても汗っかきで、低月齢の頃はとくに皮脂の分泌が多いです。
お風呂ではせっけんを使って洗うのは良いのですが、ゴシゴシ洗いは赤ちゃんの肌を傷つけてしまう原因となりますので注意が必要です。
ゴシゴシ洗いではなく、せっけんの泡で汚れを包み込む感覚で洗って下さい。
また、デリケートな肌への影響が気になる方は、無添加生せっけんなどのお肌にやさしいせっけんを使うと良いでしょう。
2.お風呂で清潔にした後は、保湿を忘れずに行うこと
せっけんで綺麗に洗った後は、低刺激のベビー用クリームやローションで保湿をして下さい。
お風呂の後、そのままではお肌がカサカサになり、乾燥による肌トラブルを招く場合があります。
3.汗はこまめに拭きとってあげること
赤ちゃんが汗をかいたと思った時は、タオルやガーゼなどで拭きとってあげましょう。
体調が悪くてお風呂に入れない時は、濡らしたガーゼ等で顔や体を拭きとってあげると良いでしょう。
4.かきこわし防止のために爪を切ること
爪をまるく短く整えてあげるようにして下さい。
湿疹によるかゆみで、赤ちゃん自身が肌をひっかいてしまいます。
ひっかいたことにより傷ついた肌は、傷から菌が感染して化膿することもありますので注意が必要です。